暴走少女と暴走族




まぁ、どうでもいいか。




「おい、喋ってたお前。」



『お、俺っすか?』




さっき、ちょっとだけ喋った奴に指差した。


「名前は?」



『仁っす!!!』


名前を言って兵隊の様に姿勢をビシッとした。



「仁。」



仁「はっはい!!!」



「SpecialA定食と、……咲夜、お前はなにたべる?」




咲「あー、俺は自分で行くわ。」



?……なんでだ?そんなの人に任しておけばいいのに。



俺の表情が疑問でいっぱいだったのか、咲夜は理由を言い出した。



咲「なんか、特権みたいなのがあってよー、俺だけ特別ー!みたいな?」



「よくわからん。」


咲「わからんくていい。」

そう言って仁と一緒に食堂のおばちゃんのとこまでいった。