ピーンポーン 出てこない… ピーンポピーンポーン 出てこない…! 「おい!」 ガンガンガンガンドアを叩いてみた。 咲「ふぁーい…」 目をこすりながら咲夜が出てきた。 「お前っ!服!服!!」 見事に乱れていた制服から出た白い肌は女だと知らされていない奴らでもわかる程細くてか弱そうだった。 この腕からあの力が出てくると思えない… 必死で制服の乱れを直す咲夜を見て強く抱きしめたい気持ちに襲われた。 他の事でまぎわらさないと… 「上がるぞ。」