暴走少女と暴走族





「よっわ!悠介さん…これは何が何でも弱すぎるわ…」




流れ的に殴っちまったけど、
おかしいだろ。絶対、だって俺18%程度だったし力。





悠介さんは俺が那田春樹を倒してから黙ってしまった。



「あ、佐伯真希に………秋木瑠希哉?」


二人の事忘れてた。
すると佐伯真希が近づいてきた

……近いほどに

真「僕の事覚えてたんだ、嬉しいな…」



そう言って顎を掴み上へ持ち上げた。




「……先輩離してください。じゃないと殴りますよ?」




真「怖い怖い、でも、俺先輩じゃないよ?」





「は?でも、雰囲気が………」



どこからどうみても皆をまとめるお兄さんにしか……




真「それはとても嬉しいね、大人に見えるってとこだろ?こんな奴と違って」



そういって倒れている春樹を踏んづけた。