暴走少女と暴走族




春「…………何だと?」




『おっおい……転校生が春樹さんに喧嘩売ってるぞ…』




『転校生!生きたかったら今のうちに誤っとけ!』





俺たちの会話を聞いた途端に周りの奴が騒ぎ出した。


「うるせーな。えっ…何こいつ怖がられる立場にいるのかよ。もしかして。」




おかしくね?そしたら周りの奴らどれだけ弱いんだって話だろ。




春「もしかしなくても俺は四皇だ。残念だったな。」





…………ちょっと待って。そしたら俺こんな奴らの上に立つ為呼ばれたってのかよ。




「おい…要?ちょっくら理事長室に行ってくるわ……」


そういって席を立った。


要「死なない程度にな~。」


要は何を想像しているのか知らないけど、そう言った。
俺が暴力を振るとでも思っているのか…
今度殺そうか……
………理事長室に行くか…


春「ちょっと待てよ。」



ちっ……またこいつかよ。