《桜》




青々とした空、

テカテカと光る太陽とハゲ散らかした下僕どもの頭、

水々しいアサガオとレタス…




今日も元気です…。





「はぁ、つまんねぇなぁ…こんな私でもびっくりする事おきないかぁ?」



後ろから気配がする。


「……おい親父、後ろから抱きついて驚かせようと無駄だぞ?」




父「桜ちゃぁぁぁぁん……親父じゃなくてパパって読んでよぉ……


パパさみしぃ……」



チッ…

「パパ黙れそして消えろ。二度と目の前に現れるな。そして100m以内に入ってくるな。気配でわかってしまうだろう。てめぇがどれだけ気配を消そうがわかってしまうんでな。」



父「わぁ!桜ちゃんの毒舌健在!もういいもんすねちゃうもん。」


………もんって……大の大人が……もんって……


「キモッ」


父「うわぁぁぁぁあん!!!



桜ちゃんが怖いよぉ!」