「…す、すまん…」 落ち込んでる様子のカナちゃん。 う、シュンとしないで……!! 私が悪いことしたみたいじゃん。 「じゃ、じゃあカナちゃんはお味噌汁注ぐお茶碗と、ご飯よそうお茶碗を用意してくれるかな?」 「うん!!」 な、なんかコレじゃ私が年上って言うか…… 苦笑いを浮かべながら、裾を捲った私はジャガイモを洗う。 これからは、お手伝い遠慮しよう。 私は強く思ったのだった。