「和真ってピュアだよね」 と春川さんは笑う。ほんとにピュアだ。 こんなピュアな男の子まだいたのね。 「べ、べ、べつにそれは恥ずかしがってる訳じゃねえからな!」 「はいはい」 「あー、ねえだったらさ、私も下の名前呼びやめようか?」 私はそんな事知らずに勝手に下の名前で呼んでいた訳だし。 実は迷惑だったかもしれない。 「ダメだっ!!」 「え?」 和真君はバッと立ち上がった。どうしたいきなり。 私が不思議そうに和真君を見つめていると、我に返ったように座りこんでしまった。 この子大丈夫?