「あ、奏君じゃん」 疲れた様子で歩いてきたのは奏君だった。 まだこの後騎馬戦やリレーが残っているのに、もはやその影はフラフラとしている。 「なんかめっちゃ疲れてるね」 「もう、生徒会なんてほんと入るもんじゃねーよ……」 「あ、そっかお疲れ。奏君も水飲み?」 「ん、つーか鈴奈が裏庭行くの見えたから来た」 「まじか」 そういや生徒会は当日も忙しいんだよね。因幡会長があちこち駆け回ってるの見えたし。