私は誰に連行されているのだろうか。 「……で、何なんですかあなた!? 誘拐まがいの行いをして楽しいか!? それとも誘拐プレイ(?)が好きなのか!? 後者なら性癖が合わない! 前者でも許さん! 離せーっ!」 「ちょっと黙れ」 視界と口は開けたものの、誘拐犯によって頭が固定されていて振り向けない。 私が連れてこられたのは、使われていない空き教室だった。 「今の声……か、神崎君!?」 「ご名答」 そう言われた瞬間、全身の血の気が引いた。 私の人生終わった。 リンチされる……!