「少しからかうと拗ねて、褒めれば否定する」 耳元で囁かれるその声に、ぞくぞくと身体が疼く。 「君は一体、どうされるのが一番……イイの?」 「……っ!」 脳に直接響くようなその声に、鼓動が早まった。 耳が、なんだかアツくなって、それが全身に広がるようなもどかしい不思議な感覚。 な、なに、これ。 ぞくってして、ふわりとして、甘い。 きっと、今私は顔が、身体が赤くなっているだろう。 自分でも分かるくらい、熱い。