私はコップを持って、入り口近くのベンチに座った。 「……先生」 「なあに?」 「……私、幼児体型ですか?」 我ながら凄い事を聞いていると思う。 「うーん……まあ、普通の子よりは発育が遅れてるかもしれないけど、そういうのには個人差があるからねぇ」 「……やっぱ幼児体型なんですよね…」 これは落ち込む。 ……だってくれちゃんとか凄いグラマーだもん。 ちょっと私に、それを人並みになるまで分けて欲しい。