まあ、そんな事をぐだぐだほざいていても、何も変わらないのだ。 私は世のため人のため、出陣しなければならないのである。 いってきまーす、とか、まだ寝てる親には聞こえるはずもないが一応言っておく。 パタリとドアが閉まったのを確認して私は足を踏み出した。 ……よーし行こう! 返り討ちにしてやるぜ神崎奏! 気合いを入れて学校への道のりを急いだ。 わりと時間がやばかったので。