「はっ?俺が?光の神子?
・・・どういう事・・・なんだ??」
俺は訳が分からなくなり、
頭が混乱していた。
〈人間として長い年月を過ごしていたために
前世の記憶が途絶えてしまっているのです。〉
炎雅は説明した。
しかし、炎雅のその言葉に俺は
「違う!!俺も夢人も人間だ!!」
と怒鳴る様に言い放った。
炎雅は俺が受け入れようとせずに
否定し続けているために
ため息を一つついて言った。
〈それでは問うが、そなたが森を歩いてくるとき
一度でも幻獣に襲われたか?〉
俺は首を横に振って
「いいや。襲われなかったが偶然だ。」
と言った。
〈それでは何故、お前の母親は居ないのだ??〉
炎雅は問う。
「知らない。父さんは幻獣に
襲われたと言っていた。」
俺は深刻な表情で答える。
〈それでは何故、我が湖を
見つけることが出来たのです??〉
炎雅は問いかけてきた。
「そんなの、森の中を歩いていれば
そのうち・・・〈違うのです!〉
俺の言っていることをかき消すかの様に
炎雅は言い放った。
〈そこが、普通の人間と神子の大きな違いなのです。〉
炎雅はもう一度言い直して言った。
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