口ではああ言ってるけど、本当は敦史…傷ついてる。


ごめんね…敦史。


それから、ありがとう。









クリスマスの日は、4人で集まって楽しく過ごした。


そういや、まなたちにまだ言ってなかったけ。


「まな、裕くん…私たち別れたんだ。」


「はあ!?」


「オレら、友達のノリの方が合ってるって分かったんだ。」




2人とも納得した表情ではなかったけど、何とか分かってくれた。


「ま!別れても今まで通り変わんねえし!」


敦史のその一言で、まなと裕くんに少しだけ笑顔が見えた。




私のせいで
みんなに迷惑かけてるよね。