私はこの頃何度か転職をして 事務職に就いた 仕事はとても充実して 同僚にも上司にも恵まれた 泣き崩れた日から また 何事もなかったような 毎日だった あの日 今は遊びたいだけなんだ もう少しだけ 信じていたい と思って 私は結局 離れられずにいた 彼の心には 『罪悪感』 という言葉はないらしい あからさまに 浮気している空気を 漂わせる 私は 試してみたくなった ユウは本当に 私を思ってくれているのか