カラス君と黒猫さん2





「やっぱ黒音ってすげぇよな・・・・・・・」

「食べ物ちゅーだぜ」

「迫力ある、」

「凄い異端よね」


赤面のクラスメイトは聞こえるか聞こえないか位の会話をして、席についた。


「おっ?お前ら何だ何だ、ちゃんと席についてる。気持ち悪いな、ある意味」


教室に入ってきた教師は生徒達を見渡して、何とも教師らしからぬ発言をした。



うん、青春。



ごめんね、明日のカラス君。
あだ名が“甘党”になってたりして。

きっと許してくれると思う。