「やっぱ黒音ってすげぇよな・・・・・・・」 「食べ物ちゅーだぜ」 「迫力ある、」 「凄い異端よね」 赤面のクラスメイトは聞こえるか聞こえないか位の会話をして、席についた。 「おっ?お前ら何だ何だ、ちゃんと席についてる。気持ち悪いな、ある意味」 教室に入ってきた教師は生徒達を見渡して、何とも教師らしからぬ発言をした。 うん、青春。 ごめんね、明日のカラス君。 あだ名が“甘党”になってたりして。 きっと許してくれると思う。