浅野先輩は飲んでいたカフェオレをぶっと思いきり噴き出した。
「えーーっ!!いつから?
え、なんで、え?展開早くない?」
「まだ、お試し期間なんだけどね」
生川先輩は、ね、とわたしに笑顔を向けた。
いやいやいやいや。
びっくりなのは、こっちですよ!
そんな、あっさり重大なことを発表されてしまうなんて。
しかも、「ああ、今朝はちゃんと朝ごはん食べたよ」みたいなノリで、さらりと。
「ああ、でも、生川とひなちゃんなら、お似合いだよ。なぁ?」
浅野先輩は眉間にしわを寄せながらデッサンをする根岸先輩に同意を求めた。
すると。