それから。〜不機嫌な先輩と不器用恋愛〜

◆◇


数日後。


洋食屋マロンのカウンターには、例のごとくレイが座っていた。


「純ちゃん、週末どうだった?花火大会行った?」


なんであんたは高校生の恋バナに興味津々なんだよ。


あんたの方がもっと刺激的な毎日を送ってんじゃねえのか?


「別に」


「別にってなに~。どういうことだよ」


あんたは週刊誌の記者か。


「フツーに」


フツーにあの後は堤防に二人並んで腰かけて。


ジャンクフード食べながら花火見て。


まっすぐ家に帰ったよ。