それから。〜不機嫌な先輩と不器用恋愛〜



なななななに?!


今度はなに?!!


心の中であたふたしながら、だけど体は完全に固まってしまっていて。


一人動揺していると、いかにも水商売といういでたちの派手な女性が、わたしたちの方に近づいてきた。


だだだだだれ?


その女性は根岸先輩の目の前に立ち、気だるそうに長い巻き髪をかき上げた。


「この子が純の彼女?」


わたしをちらりと見て、少し小馬鹿にしたような笑みを浮かべた。


違います違います!


彼女とか、全然、そんなんじゃないし!