頭が一瞬真っ白になるけれど直ぐに聞こえた声でハッとした。
「すいませんっ」
それは今隣で話していた女の子達の内の1人の声で私に向かって謝っているらしい。
タオルを差し出す彼女は後ろの女の子から「アンタまじバカ」とか言われている。
「大丈夫ですから」
タオルをやんわりと断って笑顔を向けた。
「本当にごめんなさい」
「ねっお姉さんお詫びにいい事教えますよっ」
謝る女の子の後ろから声をかけてきた女の子に戸惑ってしまう…
「あの私高1なんでお姉さんってのは…」
「「「えっ!?」」」
えっ!?って言われても…
3人は目を見開いて私をまじまじと見ていて、裸だからつい身体を隠してしまう。
「あ、ごめんね。3つも年下だとは思わなくて…」
…それは私が老けてるって事?
少しショックを受けつつ彼女達の話を聞いた。


