次の日私は美菜に指定された時間、場所にいた。


ちゃんとスカートを履いて。


なんでパンツ厳禁?と思いながらも、素直にスカートを履いた私。


「彩音!!」


「あ、美菜」


「ごめん。待った?」


「ううん。私も今来たよ」


待ち合わせ時間ピッタリに現れた美菜。


美菜も自分で言っていた様に、パンツスタイルではなく、スカートを履いていた。


黒のフリフリのミニを。


…因みに上は白の胸元がざっくりと開いたシャツだった。
それをスカートにINして赤のパンプスを履いた彼女は正直15歳には見えなかった。