「悠士待って」


なんなの!?このドキドキは…

悠士が話す女の話にズキッとしたのは…



恋!!?



「私…わたしは…私も悠士の事好きだと思うの…だから…いいよ」


「…は?何言ってんの!?お前さっきあんな目に遭ったばっかりで…」


悠士は混乱しているみたいだった。大丈夫かよって目してる。

大丈夫だし。
私は正常だし。


「でも…私悠士がさっき好きな女の話したとき胸がズキッてなったの…だから…」


「…いいよそんな焦らなくっても」


月明かりに照らされた悠士の髪はいつもより暗い。


体が熱いのは何で?


「焦ってるんじゃないよ!!今私が悠士と一緒にいたいって思ったの!!それじゃダメなの?」