お風呂から上がった私は今日もくたくた。
「……大丈夫か?」
「だっ…大丈夫じゃないっ!!」
だって…何もしないって!!
何もしないって言ったくせにっ!!
キッと睨めば柾樹は涼しい顔して“お前がエロいから仕方ねぇ”って。
……私のせい?
私のせいなの?
身体にある無数の痣。
…私の身体には無数の赤い花が咲いていた。
「ほら、髪乾かさないと風邪引くぞ」
タオルでわしゃわしゃと私の髪の水分を取る柾樹。
丁寧にドライヤーまでかけてくれた。
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