教室に着いた私はやっぱり美菜に冷やかされた。


“バイト代わってやったのに朝から何やってんだ”


って。


えぇぇぇええぇえっ!?


なんで!!美菜が知ってんのっ!?


恥ずかしい!!
恥ずかしい!!!
恥ずかしいぃぃいぃっ!!!!


あたふたする私に悠士君が自分の首筋を指差しながらこっそり教えてくれた。


“キスマークついてる”


えっ!?


慌てて鏡を取り出して確認した。


制服のシャツギリギリ見えるか見えないかって所にそれはあった。



………………。


こんな際どい所はヤメテクダサイ……