「あ〜俺の事知ってる系〜?」 神崎藍はそう言って俺の肩に腕を回してきた。 いや、今まで知らなかったし。 馴れ馴れしい奴だな。 …コイツこんなんで本当に狙った男は殺るとかいう危険人物なんだろうか。 アメを食べているのか甘い香りが漂う。 「俺もね、キミの事知ってるよ〜」 一瞬回された腕に力が入った。 …ような気がした。 不敵に笑う神崎藍はさっきとは雰囲気が違い、不気味なオーラを出している。 「…」 無言で回された腕を払いのける。 「なんで知ってんのかって顔してるね〜」