そう、そこにいた集団は陸君達だった。
さっきまでいたお客も陸君たちが来た事により、閑散としてしまっている。
異色を放つ陸君達5人は、すごく目立っていた。
「……陸君…?」
恐る恐る声を掛ける。
「あ!彩…!?」
陸君は私を上から下まで見て、目を見開いていた。
…かっ格好の事かな…?
私の格好見て驚いてるよね…?
「あ…これは…私、このクラスだから…」
まじましと見る陸君に恥ずかしくなって体を隠す。
「アヤアヤは〜エロちっくな格好似合ってんね」
藍君はそう言って私のスカートをぴらっと捲った。
「!!」
……。
…見ら…れた…?
「おいっ!!藍!何してんだよ!」
「残念〜下は短パン〜」
藍君はそう言ってあはは〜と笑ってるけど…
私全然笑えない!
私はひきつり笑いをしながら裏に戻っていった。
…もう、恥ずかしすぎる…


