「ね、キミ何歳?」


バイト中声を掛けてきたのは、この辺りでは有名なヤンキー高校の人達。


髪の毛はオレンジ色や赤でみんな、耳にはありえなあくらいのピアス。


おまけに口や鼻にも開いてる人まで。



「えっと…」


恐いなぁ…


何て答えていいのかわからずたたずんでいると



「16歳」


そこにいた一人の人が答えた。