「えー?
手伝いって?何?えっ?
えーーー!?」


自分でもびっくりだ、の声を出して椅子から立ちあがっていた。


「ちょっと彩音!?」


隣から美菜の焦った声が聞こえてきた。



「コテージって旅行じゃない……の?」


「遊べるのは最後にの2日だけ…だよ?」


悠士君は困惑気味に私を見ている。


「えっと…コテージに住み込みながらおじさんの手伝いするって…言わなかったっけ?」


話の噛み合わなさに美菜は少し戸惑いながらそう答えるけれど、視線の先には柾樹。


…私じゃなくて柾樹に質問の答えを促していた。


……。