「失礼しちゃうわね。あ、次体育だった!行かなきゃ!じゃぁまたね!今度は修平とみんなで遊ぼうねっ!」 愛未さんはぷりぷり怒りながらも2年生の校舎の方に走って行った。 「……なんか、すごかったわね、愛未さん………」 さすがの美菜も愛未さんに少し引き気味だった。 「可愛いのに…」 「あいつの思考回路は男だ。あいつは女じゃねぇ。修平さんがいなかったら完全に男として見てる」 柾樹はそんな事を言っていた。