「はぁ~美味しかったね?」


美菜と悠士君と別れた後、私は柾樹とマンションまでの道のりを歩いていた。



「だな。味は最高だからなあそこは」


「修平さんもいい人だし」


この前はちゃんと話せなかったから、今日話せて良かった。


ねっ?っと柾樹に問いかけるとまぁなと言って笑ってた。



修平さんといる時の柾樹、可愛いかったし。


柾樹をちらっと横目で見ると


「…なんだよ」


「…ううん、何でもない」


柾樹は少し不機嫌そうな顔をしていて、やっぱり可愛いって思った事は私の心の中にしまっておこうと思った。