「…」
「…」
柾樹は頬杖ついてこちらを見ていた。
「…何?」
「……本当は彩音をここに連れて来たくなかったんだよ…」
“だけど修平さんが会わせろってうるさくて”と呟いた柾樹。
…会わせたい人って修平さんだったんだ…
柾樹に視線を戻せば
「…カッコ悪いだろ…」
そう言ってメニューに再び視線を戻した。
「柾樹、修平さんに彩音ちゃん連れて来いってしつこく言われててさ、連れて来ないなら俺が学校行くとか言い出したもんだから今日連れてきたんじゃない?」
悠士君がそう言ってにこっと笑った。
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