【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊦



柾樹は大きく拳を振り上げる。


「いやぁぁっ…」


途端に響く悲鳴。



誰もが無言になった。


「………」


私は泣いている彼女を見て可哀想とは思わなかった。


…思えなかった。
私は許さない。



それでもこれは断ち切らなければ終わらない鎖。


だけれどやっぱり、彼のそんな姿は見たくはないので、目をぎゅうっと瞑った。