「…アンタ大丈夫なの…?」 うちわで仰ぎながら私に言う美菜の顔は真面目。 …うん。美菜の言いたいことはわかってる。 あれでしょ…? 1学期の事…… 学校のみんなは私達が別れてると思ってるはず… また嫌がらせされるかって事だよね…? 「…大丈夫」 次はちゃんと1人でため込んだりしない。 柾樹と約束したの…