…ドンドンっ


ドンドンドンドン…


んぁ…


私は何かの物音で意識が覚醒していく…


もぅ朝…?


「ちょっと彩音ー?寝てんのぉー?」


外からは美菜の声が聞こえる。


!!!!


ガバッと勢いよく起き上がった私は、自分が裸な事に気が付いた。


「…きゃぁっ!」


私は布団を被り直した。


「え?起きてんのー?ちょっと開けるわよ?」


ガチャガチャとドアの鍵音がなり、美菜がドアを開けようとしている。


「…んだよ、朝からうるせーな…」


柾樹は私の声で起きたのか少し不機嫌そう。


って!今はそれよりもっ!!


「ちょ…ちょっと待って!開けないでっ!」』


私は慌てて柾樹に状況説明をして着替えた。