「俊~!」


「・・・何」


“俊”と呼ばれた奴はさっきの女嫌いだった


露骨に嫌な顔をしていた


・・・ゲ



「俺のダチ!悠菜と由里!


由理、悠菜、


こいつは俊」



「・・・さいっあく」


私が呟くと


「は?それはこっちのセリフなんですけど」



「え?由理、この2人って知りあいなん?」


由理は頭を横に振って


「ううん、さっきちょっとね・・・」


と、言って呆れたような目を私達に向けていた