鈍感少女は訳あり少女




由理に話しかけた


「由理、あいつは駄目だ



女嫌いだし、睨んでくるから」



「へー・・・じゃあ、まさ君にしよっ」



誰やねん



気がつくと“まさ君”とやらを呼んでいた



「まさくーんっ!」



「ぉー、由理、どうかしたんか?」



呼ばれてきたのは関西弁を喋るイケメンだった



「この子!アタシの親友、ユナっち!」