私は手始めに、子作りの基本であろう基礎体温の計測を始めた。

毎朝同じ時刻にアラームをセットし、体を起こさず横になったまま体温計をくわえる。

ズボラな私は計測が終わると自動的にその日の体温が記録される便利な電子式体温計を用意した。

毎日続ければ一目瞭然、排卵日の予測もスムーズにできるようになった。

続いて私は、自分の体を「妊娠しやすい体」にする為の行動を開始した。

最初に着目したのは食生活。

基本はバランスの良い和食、できるだけ多くの品目を摂取するように心がけるようにした。

目標は一日30品目らしいが、これがなかなか難しい。

その日口にした物を全てメモにとり、足りなかった栄養素は翌日に意識して摂取するようにした。

またコレステロール値が極端に低い女性は妊娠しにくいとの記事を読み、慌てて健康診断の結果を引っ張り出して唖然とした。

唯一のB判定、要経過観察・一年後再検査の項目がコレステロール値の低さだったのだ。

当時は一般的に悪者とされているコレステロールが低いなんてラッキー♪ぐらいにしか思ってなかったが、実はあまり低すぎるのもよくないらしい。

落ち込んでいる暇は無い、低いなら数値を上げればいい。

私はコレステロールの王様と言われる鶏卵や魚卵を積極的に摂取することにした。

ちなみにうちの夫はコレステロール値がやや高い傾向にあるため、私は日頃コレステロールを下げると言われる食材を多く使用するように心がけていたが、今回のことで非常にややこしくなったものである。