しゃぼん玉


その後、三人は静かに食事の続きをし、

午後の授業はないのでそのまま帰路につき、駅で別れることになった。


帰り道は、ずっと静かだった。

こんな雰囲気は初めてのこと。


マナはずっと何かを考えているような表情で。

ミズキも悲しげに目を伏せていた。


この後シュンは、マナの両親が営むホテルでバイトがあるため、マナと共に帰宅することになっているが、電車に乗る前、ミズキにそっと話しかけた。

「ごめんな、ミズキ。

マナも、ほんとはミズキの気持ちわかってると思う。

今は、いきなりの事過ぎてついていけないだけで、口ではああ言ってたけど、大丈夫。

マナ、ミズキのこと心配してるだけだから、悪く思わないでやって?

俺も、今日バイト終わったらマナと話してみるから」

「ありがとう。私は大丈夫だよ。

マナのこと、お願い……」

「ああ」