こんにちは。星崎蒼唯と申します。

ここまで読んで下さった読者の皆様、本当にありがとうございました。

貴重なお時間を割いてここまで読み進めて下さったことを、とても嬉しく思います。


本作品は、別サイトにて完結させた前作『チューリップ』というタイトルの続編として書きはじめた物ですが、前作未読の方にも読んでいただけるように書きました。

もし不足がありましたら、本当に申し訳ありません。

かなり迷いましたが、あえてこちらのサイトでは『チューリップ』を載せず、本作品から公開することに決めました。

『チューリップ』では、体験を元に日常をテーマにしておきながら、非現実的な描写を混ぜてしまったためです。

未熟なあまり、そういう描写を用いることでしか被害者の立場を書けなかった当時の自分。

立ち直れない出来事から目を逸らしていました。

作品を作る者として、やってはいけないことをしたと心底反省しました。


性犯罪。女性にとっておそろしく、また、身近に感じる犯罪です。

『チューリップ』では、体験を元に性犯罪のおそろしさや被害者女性の立場、その友人の心情、加害者の言い分を書いたため、こちらの作品もそういったことに焦点を絞り、創作するようになりました。

ミズキの友人·マナを主人公とした『チューリップ』

ミズキを主人公とした『しゃぼん玉』……。

テーマに沿った作品に仕上げることができているのか、

ミズキやメイの心情を的確に表現することができたのか、

それがいつも心配で、今でもとても不安です。

そんな不安だらけの作品ですが、今まで書いたどの作品よりも真剣に打ち込んだことは、間違いありません。