しゃぼん玉



――数日後――。


大学での昼休み時間。

ミズキはマナ、シュンと共に、学食へ来ていた。


「最近、穂積メイは来てない?」

テーブルに着くなり、マナが心配そうに尋ねる。

「うん。大丈夫だよ」

ミズキは微笑を浮かべてこたえた。

それでメイの話は終わると思いきや、シュンが歯切れ悪く、

「ならいいけど……。でも……」

と、言った。

「なに?」

マナが不思議そうにシュンを見る。

「なんかさ、アッサリしすぎじゃない?

もちろん、ミズキが狙われなくなったのはいいことなんだけどさ。

穂積メイは、ほんとにこのまま引いてくれる気なのか?って……」

マナは眉をつり上げ、

「終わりに決まってんじゃん!

そんな悪いこと言わないでよ……。

ナナセ君がお金渡してくれたから、それが効いたんだよ、きっと」

「そうなんだけどさ……」

シュンは考え込む。