ミズキは、今までずっと両親に黙っていたことを話した。
リョウが自殺した理由。
宇野マサヤの存在。
最終的にリョウを追い詰めたのは宇野マサヤだということ。
穂積メイはイジメの中心人物ではないが、フラれた腹いせでリョウに暴言を吐いていたこと。
リョウが穂積メイに手紙を書いていたこと。
最近、穂積メイの目の前に、弁護士のフリをした宇都宮という謎の男が現れていたこと。
穂積メイは、クラスメイトのメグル宅でお世話になっていること。
メイの幼なじみであるリクのこと。
今日、みんなと一緒に宇野マサヤに会ってきたことや、宇野マサヤに言われた言葉。
宇野マサヤの彼女·大垣アイリとナナセが、ジム友達だったこと……。
菜月は「うん」「そうだったの!?」と、時々声を裏返しながら相槌(あいづち)を打っていた。
話が終わると、震える両手でミズキを抱きしめ、
「話してくれてありがとう……。
ミズキ、よく一人でがんばったね。もう、大丈夫だから。
お父さんにも、相談してみるわね。
お母さんも、じっくり考えてみる。
近いうちに、穂積メイちゃんと宇野マサヤ君に会いましょう」


