しゃぼん玉


「ありがとう、アケミちゃん。

なんか、聞いてもらってスッキリしたよ」

「よかった。マナちゃんが元気ないと、シュンが心配するから」

アケミは楽しそうな声で笑う。

マナは真っ赤になり、

「そんなことないよっ!」

「マナちゃん、本当かわいすぎ。

シュンばかりかまってないで、今度私の相手もしてねっ!」

アケミはわざとからかうようにそう言い、立ち上がる。

マナは照れつつ、

「もうすぐご飯できるけど、アケミちゃんも食べてかない?」

アケミは嬉しそうに頬を緩め、

「そうしたいのは山々なんだけど、これからケイタと会うんだ。

ごめんね。また、誘って?」

「それならしょうがないね。

ケイタ君によろしく!」


アケミを見送った後、マナはミズキにメールを送った。

“ミズキちゃん、今頃ナナセ君と一緒かな。

思いつめてないといいけど……”