しゃぼん玉


マナは我慢できず、マサヤの腰に一度蹴りを入れた。

「ナナセ君が優しくすれば、ますます調子に乗って……。

私があんたを警察に突き出してやる!

証拠だってあるんだからね!!」

「な……!」

マサヤは力を振り絞り、ナナセの腕から逃れたが、シュンがすかさず彼を捕まえ、

「往生際の悪いヤツだな!

ミズキ、こいつこのまま刑務所ほうり込むぞ!」

「警察……!?

ふざけんな!!

それに、星崎をやったのは俺だけじゃねー!

他にもいんだろ!?」

マサヤはシュンの手によって押さえつけられても、過去の行いに罪悪感を感じることはなく、警察に行くのは嫌だと態度で示し始めた。

マナはさらにもう一発マサヤの脇腹に強い蹴りを入れ、

「そうだね、共犯者がいたね。

だったら、他のヤツも、私達が見つけてみせるよ。

そしたらあんたがやったことも、いずれ明らかになる。

あきらめな」