「知ってるよ」
ため息まじりにこたえるマサヤ。
「知ってる……?
知ってて、リョウをあんな目に?
リョウが穂積さんを振ったのが気に入らなかったからじゃなくて?」
ミズキの唇は震える。
マサヤはソファーからそっと立ち上がり、叫んだ。
「知ってるよ!」
マサヤは、リョウ本人からメイ宛ての手紙を見せられた時の事を話した。
それは、全ての悪事を認めたのと同じ……。
「許せなかったんだよ……。
俺だってメイのこと好きだったのに。
アイツは、ふざけた手紙書いて、メイに近づこうとして……!
だから、消えればいいと思ったんだよ!!
どうせ俺は、メイに相手されねんだし!」


