しゃぼん玉


ミズキ達は、ミズキの自宅·星崎家の前でリクと待ち合わせをしていた。

ミズキ達が星崎家に着くと、学校帰りなのだろう、制服姿のリクがいた。

日が沈むのが早く、カラスの鳴き声と茜色の夕焼けがアスファルトに満ちていた。

リクはミズキ達がやってきたのに気がつくと、不安いっぱいの表情と声色で、

「すいません、メイのこと……」

ミズキはリクの辛さを読み、

「ううん。なにもかもリク君に任せっぱなしにしてごめんね。

私、弁護士の人が現れたことで、すっかり安心してた……」

そう言い、みんなを自宅に招き入れた。

ミズキの母·菜月はまだ帰宅していなかった。

皆でリョウの仏壇に手を合わせた後、リビングに移動するなり、リクが言った。

「今、宇都宮さんがメイに話をしに行ってくれてます」

メイの母·翔子の恋人に雇われたという、宇都宮弁護士。