翌日の夕方。
大学の講義を全て終えたミズキは、マナやシュンと共に、大学の正門前でナナセを待った。
これから四人でリクに会いに行くのだ。
ミズキは、今朝リクに、メールを送っていた。
《穂積さんのことで話を聞きたいから、今日の放課後会える?》
するとリクからは、即OKの返事がきた。
久しぶりにナナセに会うので、ミズキはドキドキしていた。
校門で帰宅する学生達の姿を見ながら、
「彼氏相手にこんなこと言うの変かもしれないけど、緊張してきたよ」
するとマナが、
「大丈夫だよっ」
と、ミズキの背中を優しく押した。
「あっ、ナナセ来たぜ!」
シュンがナナセに手を振る。
ナナセもミズキと同じ気持ちだったのか、ぎこちない様子で三人の元にやってきた。
「ナナセ君、今日は、予定大丈夫なの?」
ミズキは心配そうに尋ねる。
最近のナナセは、ほぼ毎日、夕方から夜の時間帯に予定を入れていたから。


