“ごめんねって、どういうこと?”
柔らかい手つきでキー操作をする。
ナナセのメールには、こう書かれていた。
《最近、ちゃんと話できてなかったよね。
忙しいって言って、会ったり電話する時間も取らなくて、本当にごめんね。
今日、飲み会で悪酔いしたんだよね?
穂積さんがリク君ちから出て行ったことも、さっきシュンに聞いたよ……。
穂積さんについても色々聞きたいし、ミズキちゃんとも話したい。
明日会えないかな?
シュンとマナちゃんも、ミズキちゃんのことすごく心配してたから、明日はあの二人も合流することになるかもしれないけど、俺、ミズキちゃんの話聞きたい。
穂積さんのことがうまくいくように、一緒に考えよ。》
“ナナセ君……”
この時、リョウの夢を見れたのはいいことの前兆だと思えた。
“リョウ……。
私のこと、見守っていてね”
あたたかい気持ちと切なさを胸に、ミズキはナナセに返信メールをした。


