しゃぼん玉


今すぐミズキに会いたかったが、時間的にも状況的にも厳しいので、ナナセはそれをあきらめた。

ミズキは今頃、自宅で体を休めている。

ナナセは運ばれてきた食事を一口飲み込むと、

「穂積さんがいなくなったことも心配だけど。

ミズキちゃん、穂積さんのこと本当に心配してるんだね……」


それから三人の話題は穂積メイのことに移り変わった。

ナナセはシュンとマナの顔を交互に見て、

「リク君は穂積さんのことに熱心だったのに、どうして穂積さんはリク君ちを出ていっちゃったんだろうね?」

シュンもうなる。

「それがわかんないんだよな。

ミズキの話だと、リクからのメールには、穂積がいなくなったとしか書かれてなかったみたいだし」

「とにかく、明日学校が終わってから、リク君に話聞きに行くしかないね」

マナはココアを一気飲みした。

二人はそれにうなずく。