外にでた瞬間、ミズキはしんとした夜の闇に包まれた。 騒がしかった店内の空気が、プッツリ遮断される。 店の前に面した市道に、車の走る音が時々響いた。 ミズキはケータイを取り出しその画面を見る。 電話じゃなくメールがきていた。 《新着メール:松本リク》 久しぶりに見るその文字に、胸がドクンと脈打つ。 「リク君!! どうしたんだろ!?」 メールの内容を見て、ケータイを落としてしまいそうになる。 “穂積さんが、いなくなった!? なんで!?”