俺は少し間を取ってから、 「有り難うな…。」 と、素直に言っておく事にした。 なにしろ、俺の負へのベクトルを変えようとしての言葉だろうから…。 でも、華央璃ちゃんは気付かないだろうな…。 負へ向いているだけのせいだけが、自殺の原因ではない事を…。 やがて、車を名神高速に入れると…西へ向かった。 「まさか…九州へ!?」 と、華央璃が声を漏らしたので、 「まさか。」 とだけ返しておいた。